通信株
1 NTT
12期連続増配企業(予定)です。
1株あたりの配当は今期120円を予定しています。
NTTは言わずと知れた、通信の巨人です。光ケーブルをマンションや家に引くとき、電柱や通信網を使わなければならいので、ほとんどの人がNTTと関わっています。
NTTドコモを傘下にしていて、盤石の収益源です。1兆円以上を携帯セクターで稼ぎ出しており、ドコモの収益がNTTの半分以上を稼いでいます。
リモートワークを積極的に推進し、古い組織というイメージはないです。
2 KDDI
KDDIは21期連続増配企業(予定)です。
1株あたりの配当は135円です。
配当性向が40%程度とNTTより少し高いですが、配当余力はまだありそうです。
やはり、auとpovoの携帯事業のブランドが堅実に利益を出しています。
金融、電気、ビジネス分野も伸びており、今後の成長に期待できそうです。
3 ソフトバンク
ソフトバンクは増配企業ではないですが、高い配当利回りで、今日現在5.9%を推移しています。
親会社のソフトバンクグループがおよそ40%持っていて、その影響から高い配当性向を出しているのかもしれません。
配当性向は80%前後で高い値を示しています。
増配をするには少し厳しいです。
携帯事業がメインですが、ヤフー、LINE、PAYPAYといった事業とのシナジーを組み、利益を上げていく方針です。
通信株をすすめる理由
通信株はストック型のビジネスで、投資をすでに終了し、回収の時期に入っています。携帯電話事業はこれからも着実に伸びるでしょうし、安定的な収益が期待できます。
国家と結びついた会社で、社会的な大資本と優秀な人材も多く、新規ビジネスにチャレンジ精神の旺盛な挑戦するNTTは有望です。
現状に満足せず、リモートワークを積極的に活用し、しかも大資本を持っている。そして、株主に対し、増配姿勢を打ち出している。
長期的な株価の値上がりと配当増を狙える数少ない企業として挙げられます。
次にKDDIも有望な企業です。
KDDIはNTTより増配記録が長く、株主優待、配当金両方とも狙える企業です。
配当余力もあり、配当性向はおよそ40%で、中京地区を本社にしている堅い経営のイメージのある会社です。
NTTとKDDIどちらが良いかは、人の好みで、どちらも良いです。
私は、古いのに改革姿勢が強いNTTが好きです。
ソフトバンクも素晴らしい経営をしていますが、配当性向が高く、増配余地はないかもしれません。
ただ、配当利回りが5%以上なので高配当株にふさわしい銘柄です。
高配当好きで、ソフトバンク愛の強い方は、持っていて良いと思います。
今回は通信株の特集でした。いかがでしたか。
私は、NTT、KDDIは単元株所有し、ソフトバンクを少しだけ持っています。
ご一読いただきありがとうございます。